役職名
会長
お名前
村中 志朗 先生
自己紹介をお願いします
公益社団法人東京都獣医師会は人と動物のより良い共生社会の構築を目的とした獣医師の団体です。
我々獣医師の職域は広範多岐にわたっており、ペットの診療に従事するのみならず、食の安心・安全にかかわる公衆衛生分野、環境保全分野、医薬品研究開発分野、家畜防疫分野など様々な職域で約1200人の会員が、その職責を全うしています。
私は会長職を拝命している村中志朗です。会長職として会員の公益活動を統括するとともに、自らは港区で動物病院を開設し、日々ペットの診療にあたっています。
顧問弁護士を依頼しようと考えたきっかけは
昨今、ペットは家族の一員として社会に浸透し、誰もが動物との豊かな暮らしを求めています。
このような社会背景から、飼い主のペット医療に対するニーズは高まる一方で獣医療トラブルも増加しています。中には理不尽なクレームをもってモンスターペイシェント化するケースもあります。
臨床獣医師は善管注意義務を課せられており、常に細心の注意を払って診療に臨んでいますが、トラブルは絶えません。
東京都獣医師会では会員獣医師が安心して獣医療サービスが提供できるよう、バックアップしていただける法律の専門家を必要としていました。
なぜ数ある法律事務所の中からフラクタル法律事務所を選択したのですか
(当事務所と出会ったきっかけや選んだ理由を教えてください)
先述のモンスターペイシェントは獣医師の診療を疲弊させる大きな因子です。「トラブルに巻き込まれたくないから踏み込んだ診療はしたくない」と思う獣医師を作り出してしまいます。
最近では飛行機の中で急病人が出た場合「機内にお医者様はいますか」というアナウンスに応じない医師がたくさんいると聞いています。彼らは医師と言う使命より、後の医療訴訟を恐れ手を挙げないのです。このことは私の最も憂慮している事態で、一部の心無いモンスターペイシェントのために医療全体が歪められ、多くの患者様が適正な診察を受ける機会を失くしてゆくことに繋がります。
私は弁護士を選ぶにあたって、このことをお話しし、我々の使命を共に考え支えてくれる弁護士にしたいと切望しておりました。フラクタル法律事務所は私の考えを十分理解くださり、共に闘う同士であることを確認しました。
顧問契約の前後で変化したことは
獣医療トラブルは初期対応が最も肝心です。
当事者同士の話し合いは良い方向に向かわないことが多く、初期段階からフラクタル法律事務所に介入していただけるようになりました。
このことで大事には至らず、多くの訴訟が回避できています。多くの会員から、満足している旨や本来の業務に専念できるとの声が寄せられています。
これらひとつひとつの案件がモンスターペイシェントの減少につながり、動物達の適正な獣医療を受けられる権利が回復することを願っています。
顧問弁護士を求める医師へアドバイスをお願いします
我々獣医師は専門職としてクライアントに獣医療サービスを提供しています。獣医学については専心するものの、法律的な対応は得意ではありません。
また、一度獣医療トラブルを抱え込むと心が弱り、他の患者様への診療にも影響しかねなくなります。トラブル回避は先述のように初期対応が最も大切です。
一人で抱え込まないでフラクタル法律事務所に相談してください。多くの獣医療トラブルの解決実績を有していますので安心して任せられます。
ひとこと
フラクタル法律事務所の弁護士の先生方は人情味にあふれ、よく話を聞いてくださいます。
法律相談以外にもプライベートで気さくにお付き合いできますのでお薦めです。
日頃は優しい人たちばかりですが、いざ闘いとなれば、とても頼りになります。
情報は2017年9月21日現在